概要
米国刑事司法情報サービス部門(CJIS)のセキュリティポリシーは、大統領指令、連邦法、FBI指令、CJISのAPB決定、また米国国立標準技術研究所(NIST)の定評ある標準を通じて規定されている枠組みです。同ポリシーは、変化の激しいビジネスモデルのセキュリティ要件を反映した戦略レベル、戦術レベルの助言を定めています。さらに同フレームワークは、セクションがモジュール式になっているため、より高頻度の更新が可能であり、新興の脅威や新しいセキュリティ対策に対応できます。提示されたセキュリティ基準に従うことで、システムの設計、導入に携わる機関は、リスクおよびセキュリティ保護の統一されたレベルを満たしながら、ビジネスモデルや地域のニーズに沿って、より厳しいセキュリティ要件と管理策を導入する柔軟性を得ることもできます。
ZoomのCJIS評価
CJIS認証は、2022年1月に、以下のプロダクトを含む行政機関向けZoomプラットフォームに対して発行されています。
- Zoomクラウド ビデオカンファレンス - ビデオ、オーディオ、コンテンツ共有型ウェビナーおよびコラボレーションを含む、クラウドベースのコラボレーション サービスです。
- Zoom Events - ユーザーが出席者向けに魅力的なバーチャル体験の数々を構築できる、汎用性の高いプラットフォームです。Eventsを使用すると、ユーザーは自社向けにブランディングされたイベントハブの管理、チケット発行と登録の追跡、単一ダッシュボードからのユーザーアクセスの制御、Zoom Eventsにおけるネットワーキングが可能になります。
- Zoom Rooms - 専用の Mac / コンピュータ、カメラ、iPad コントローラ搭載型スピーカーなどの市販ハードウェアを使用するカンファレンス ルームやハドルルーム用のソフトウェア ベースのグループ ビデオ カンファレンスです。
- Zoom Whiteboard - アイデア、プロセス、コンセプトを共同で作成・記録するための使いやすいツールセットをお客様に提供します。イノベーションの促進に重点を置いた機能を備えたZoom Whiteboardがあれば、ハイブリッドチームは新しい方法で簡単にやり取りし、シームレスなコラボレーションを実現できます。
- Workspace Reservation - ユーザーが事前に、あるいはオフィス到着時に柔軟なワークスペース予約をできるようにするソリューションです。この機能は顧客管理者がZoom管理ポータルを介して有効にします。また、予約可能なワークスペースは、ルーム管理サービスで管理されます。
- Zoomミーティングコネクタ-お客様のプレミス環境へのインストールを想定したZoomクラウドインフラストラクチャのソフトウェア(VM)バージョンです。
- Zoomメッシュは、Zoom Webinars & Events用のネイティブクライアントベースのメッシュ(eCDN)ソリューションであり、組織がユーザーによるウェビナーやイベントのメディアストリームの受信方法をより適切に管理できるようにするものです。この全機能は既存の「行政機関向けZoomクライアント」内に組み込まれており、Zoomメッシュにサブスクライブすると、行政機関向けZoomクライアントの機能が有効になり、お客様が指定したクライアントを通じてミーティングやウェビナーでメッシュを利用できるようになります。メッシュクライアントが行政機関向けZoomのセキュリティ境界と通信する際、伝送や暗号化の仕様に変更は加えられません。
- 継続的なZoomミーティング - Zoom Chatですべてのミーティング参加者専用のグループチャットを作成することにより、参加者はミーティング前後および最中にコミュニケーションをとることができます。本グループチャットを有効にすると、ミーティング内チャットを送信した際にそのグループチャットに表示され、ミーティング終了後もその会話を継続できます。定期的なミーティングをスケジュールし、プロジェクト全体にわたるグループをミーティング内外でフォローするグループチャットを設定しましょう。
- Zoom Chat - プロジェクト、チーム、トピック別に整理された公開または非公開チャネルで、ファイル、絵文字、スクリーンショットなどを共有する機能を備えたチャットメッセージを送信できます。
- Zoom Phone - 従来のPBX機能、統合型PSTN接続、強化された緊急サービス、およびモバイルアプリ、デスクトップアプリ、従来の固定電話デバイスからの通話のサポート機能を備えたクラウドベースの電話システムです。
- Zoom Contact Center(ZCC)- ビデオコミュニケーションに最適化され、Zoomの統一されたユーザー体験にシームレスに統合されたオムニチャネル対応のコンタクトセンターです。Zoom Contact Centerは、統合コミュニケーションとコンタクトセンターの両方の機能を備えています。ZCCは、FedRAMP認定を取得したZoom Phoneを基盤としており、行政機関向けのZoom管理ポータルから一元的に管理できます。
- Zoom API - デベロッパーがビデオ、音声、画面共有をアプリケーションに簡単に追加できるようにします。Zoom APIは、RESTを中心に設計されたサーバーサイド実装となります。Zoom APIでは、ユーザー、ミーティング、ウェビナーなどのリソースの作成、編集、削除といったミーティング前の体験を管理できます。
- The Zoom Meeting SDK - Zoom Meeting SDKを使用すると、使い慣れたZoomのミーティング体験やウェビナー体験をお使いのアプリまたはウェブサイトで表示できます。Meeting SDKインターフェースはZoomクライアントに類似していますが、お使いの独自のアプリまたはウェブサイト内で動作する点が異なります。
- Zoomクライアント - ユーザーがミーティングの開始 / 参加、参加者、ホスト、共同ホスト向けミーティング内コントロールの採用、ウェビナーコントロール、参加者の管理、画面共有コントロール、チャット、チャネルの確立、連絡先の追加、設定の変更を実行できるローカルクライアントです。
- Chrome PWA向けZoom - ユーザーが、現在デスクトップクライアントやモバイルアプリで利用可能なFedRAMP認定サービスであるChatと Phoneを、Chromeウェブブラウザ内で使用できるようにします。
- QSS - エンタープライズ サブスクリプション内のZoom Meetings、Webinars、およびPhone(全FedRAMP認定サービス)全般にわたり、エンタープライズ組織が各ユーザー、ホスト、参加者に対するネットワークとサービスの中断をほぼリアルタイムで特定、トラブルシューティング、解決できるようにします。この変更により、境界に新しいWebhook APIが導入され、この情報はTLS 1.2を介して顧客所有のツールに転送されます。
- 行政機関向けZoomが提供する生成AIアシスタントのZfG向けAI Companionは、個人が生産性を高め、チームメイトとつながってコラボレーションし、スキルを向上させるサポートをすることで、個人の能力を強化します。ZfG向けAI Companionは、行政機関向けZoomプラットフォーム内で有効にできる生成AI機能セットです。
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